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ベルツリー(.@belltree_blg)です
アクアリウムをゼロからはじめるときに
どれくらいの大きさの水槽を買おうかな
という問題が出てくるかと思います
基本的に、水槽が大きいほど
たくさんの海水魚を飼育できます
じゃあ大きい水槽で始めればいいじゃん
と思うかもしれませんが、
その考えで水槽を買ってしまうと
失敗する可能性が高くなります
結論から先に言ってしまうと
“45㎝の水槽”を初心者にはおすすめしています
水槽選びで失敗してしまうと
せっかくの海水魚ライフも台無しになってしまいます
そうならないために色々勉強していきましょう
水槽サイズのそれぞれの特徴
はじめに、一般的に多く流通している
30㎝水槽と60㎝の水槽で特徴を比較していきます
- どれくらい海水魚を飼育できるか?
- 水質が安定するのはどっち?
- 予算がかかるのは?
という点は気になるところかと思います
よく水槽内の海水魚の数の指標とされるのは
水槽の水量10ℓあたり海水魚1匹だそうです
小型水槽の特徴(30㎝未満)
まずは、小型水槽の特徴について
- 掃除がしやすい
- 設置場所をとらない
- 安価で始められる
- 飼育できる数が少ない
- 水替えが面倒
- 水質が安定しない
飼育できる数
30㎝水槽の水量は、約27ℓです
先程の指標に当てはめると、
30㎝水槽では、2~3匹飼育することができます
水替えの手間
小さい水槽なのになんで水替えが面倒なの?
と疑問を持たれた方もいるのではないでしょうか
理由は、水量が少ない=汚れるのが早い
というところにあります
海水飼育は汚れる前に水替えする必要があるため
必然的に水替えの頻度をあげる必要があるんですね
そのため大きい水槽よりも
水替えをする回数が多く発生してしまうわけです
水質が
安定しない
例えば、エアコンで部屋を暖める時に
広い部屋と狭い部屋
どちらが早く部屋があたたまるか
なんて問題にしなくても狭い部屋だと思いますよね
水槽も同じで、小さい水槽の方が大きい水槽に比べ、
外気温の影響を受けやすくなります
冬場などの気温や室温が低い時期には
水槽内の水も水風呂みたいに冷たくなってしまうし、
反対に夏場は、温水プールのように温かくなります
小さい水槽は一見、初心者が簡単そうにみえて
手を出しやすそうに見えるのですが、四季を過ごしていくには小型水槽は意外と難しいんです
大型水槽の場合(60㎝以上)
続いて、大型水槽の特徴について
- 海水魚を多く飼える
- 水質と水温が安定
- レイアウトができる
- 掃除が大変
- 設置場所をとる
- こだわると高くなる
飼育できる数
60㎝水槽の水量は、約65ℓです
先程の指標に当てはめると、
60㎝水槽では、6~7匹飼育することができます
掃除について
水槽を部屋の大きさで考えるとわかりやすいです
部屋を片付ける時に、大きい部屋と小さい部屋
どちらの方がキレイにするのに時間と労力を要しますか?って話です
今までの話をまとめると…
小さい水槽は、水量を確保できないので
水質が安定しないから長期飼育が難しい
逆に…
水槽が大きければ、海水魚を多く飼育できる
水量が多ければ、水質が安定する
つまり、初心者には水槽サイズも大きく、
水質が安定して失敗しづらい60㎝水槽がおすすめ
とよく言われがちですが、
この落とし穴について
いよいよ解説していきたいと思います
45㎝水槽をおすすめする理由
大きい水槽の方が
・海水魚を多く飼育できる
・水槽内の水質が安定する
・水槽の管理がしやすい
確かにこの情報は間違っていません
しかしこれはあくまで
アクアリウム運営が、“うまくいっている前提”
というのを忘れてはいけません
失敗した時のことを考えていますか?
海水魚は非常に病気にかかりやすい生き物です。
よく聞くのは白点病という病気でしょうか
元気にエサを食べていても急に食べなくなり、
死んでしまうというケースも珍しくはありません
水槽をゼロから立ち上げて、
何事もなく海水魚飼育がうまくいけばいいですが、
エサのあげすぎなどで水質が悪化し、
途中で水槽運営に失敗してしまったらどうでしょうか
“大きい水槽ほど”再度の立ち上げが大変になります
水質の良し悪しって目にみえませんよね?
だから厄介なんです
もちろん水質キットといって
水質の状態を確認ができる商品もあるけど
基本的には使い切りだし、値段もかかるのが現状です
ゼロからはじめる上で大切なことは、
失敗したときにやり直せるサイズかということ
趣味:アクアリウムを長く続けるために
趣味を見つけるのって、“最初が一番肝心”だと思うんです
楽しくないと続かないし、
仕事と違って嫌になったらいつでもやめられますよね?
60㎝の水槽を買いました。
海水作って、から回して一生懸命、水槽を立ち上げました。
しかし、海水魚を入れたら数日で死んでしまった
病気だとしたら水槽をリセットする必要があります
60㎝水槽の水をすべて抜きます
→それから水槽を洗います
海水作るところからやり直し…
いや、嫌になるわ!やめちゃうでしょ笑
こうならないために、海水魚を飼育するには
十分な大きさで、水量も確保できている
そしてもし何かあって水槽をリセットする際にも、
60㎝に比べれば手間のかからない45㎝がいい理由です
その中でも、スリムやハイタイプといった規格外ではなく、規格45㎝水槽がおすすめです
最後にまとめ
45㎝水槽をオススメする理由は
なんとなく理解できたでしょうか?
アクアリウムを長期的な趣味や癒しとするのであれば
継続するという事は、とても大切になります
60㎝水槽や90㎝水槽という大きな水槽で始め、あなたの思い描くような海水魚ライフを楽しめればいいですが、そううまくいかないのも海水魚飼育の難しいところです
- 海水魚どおしのストレス?
- 水槽の立ち上げ期間が短かった?
- それに伴って、ろ過が機能していなかった?
- そもそも海水魚が病気にかかっていた?など
失敗を経験して、人は成長します
大切なことは、
同じ失敗をなるべく繰り返さないこと!
次へその失敗を生かすことになります
せっかくアクアリウムに興味をもってはじめてみたのなら、素敵なアクアリウムを作れるように一緒に頑張ってみませんか?
本日の内容
- ゼロから水槽を始めるなら45㎝水槽がおすすめ
- 45㎝水槽は、飼育数や水量を十分に確保できる
- 水槽運営でなにかあったときにもやり直せる
ここまで読んでくれてありがとうございました。
フォロー(.@belltree_blg)よろしくお願いします。
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