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ベルツリー(.@belltree_blg)です
高校バスケ指導歴のある筆者が
【ゴール下のシュートドリル】の記事を紹介させていただきます
前回の記事はこちら↓
突然ですが、
「フリーのゴール下」って緊張しませんか?
練習では入るのに…
試合になると何で外してしまうんだろう…
”そんなことを思った経験はありませんか”
フリーのゴール下を外して即交代、、、
ベルツリーは、現役時代に何度もありました泣
普段の練習では外さないのにな…
しかし、外してしまうのには
”理由があります”
結論から言ってしまうと、
DFを想定した打ち方ができていますか?
これに尽きます!!
「なんとなくゴール下の練習をしている」
「そもそもゴール下の練習をしていない」
なんてことも原因にあるかもしれませんね
今回は、フリーのゴール下だけでなく
ゴール下シュートに強くなりたい人にも必見の
練習メニューを紹介させていただきます
- フリーのゴール下を外してしまう人
- ゴール下シュートに強くなりたい人
- 練習メニューを考えている選手・コーチ
※一部内容については、Noteのみの限定紹介となります
ゴール下シュートの練習は必要か
ゴール下のシュートなんて決めて当たり前だし、
練習なんてする必要ない…なんて思っていませんか?
それは、”大間違い”です
フリーのゴール下やレイアップシュートは
確かに決めて当たり前のシュートかもしれません
しかし、試合では近くにDFがいたり、
大会になれば会場の雰囲気であったり
普段の練習とは環境が変わってきますよね
どんな状況下でも、同じパフォーマンスを発揮するためには、
日々の練習の中で、どれだけ試合をイメージした練習ができているかがとても大切です
そして、確実性の高いゴール下やレイアップ、
フリースローなどのシュートを
確実に決められるチームが結局強いチームです
”ゴール下を制する者は、試合を制す”
という言葉があるように、ゴール下のシュートはとても大切なシュートの一つです
ゴール下シュートを練習でおこなう目的
- 確実なシュートを確実に決めるため
- DFの位置を想定したシュートの方法を身につける
- パスや体力の向上(= チーム力の向上)
内容について、補足していきます
ディフェンスの位置を想定したシュート方法を身につける
練習ではシュートが入るのに、
なぜ試合で外してしまうのか?
繰り返しになりますが、実際には(試合では)DFがいますよね
それに対応する体の向きやシュートまでいく強さ、足の運びなどが適切にできていないことが多いです
例えば、一般的に多くあるのが、
DFがいる方の手でシュートを打つということです
利き手でシュートを打ちたいですよね、、
しかし、それが通用するのは市の予選までです。
できればブロックを避けるために、
DFと遠い方の手でシュートを打てた方が良いです
これは急に試合でやれといわれてもできません
練習をして、試合で使えるように補っていくものです
確実なシュートを確実に決めるため
ゴール下シュートを外してしまう原因の一つに
体力不足もあげられます
ゴール下の練習などのドリル系の練習は
どの学校もおこなっているかと思いますが、
基本的には練習の序盤でおこなうことが多いと思います
そのため、体や足への負担は
ほとんどない状態で練習ができていますよね
しかし、バスケットは4Qあります
時間が経つにつれてだんだん疲労していく足や体は、普段の練習の時とは違く感じ、
練習の時と同じ感覚ではシュートが打てないのです
練習ドリルというのはどちらかというと
間延びしてしまうというか、手を抜きがちになってしまうメニューのひとつです
しかし、適切な身体の使い方や意識を変えると
結構疲れるもんですよ笑
もちろん「どんな練習メニューか」ということも大切ですが、
練習の目的とポイントをしっかり押さえて練習に
取り組むことがとても大事になります
ゴール下練習ドリルのやり方
ドリルの練習は以下の状態になりやすいので
注意しておこないましょう
- ドリルとドリルの間に時間をかけない
- 必要以上にボールを出さない
バスケットは ”テンポ” がとても大切なスポーツです
ドリルとドリルの間でいちいち練習がとまってしまっては、
とてもテンポがいいバスケットができているとは言えませんよね
「次のドリルはこれだからボールは何個!」
「そして次のドリルにスムーズに入るためにここに移動」など
練習と練習の間が間延びしないようにテンポのいい練習を心掛けましょう
必要以上にボールを出すとボール同士がぶつかったり、
どこかへ行ってしまうことが多くなります
練習ごとに必要なボールの数を見極めて
最低限のボールの数で練習をおこなうことも意外と大切なことです
それでは、ドリルについていくつか紹介していきますね!
ミートを早くそして強く、ゴール下シュート
パス出しは、多くても後ろに1人
(つまり計4人)までにしましょう
つまりボールは、4つで十分ですね!
…みたいな感じで、ドリルごとに人とボールの数を考えます
シュートを打ったボールは、打った人が捕ります
そしてフリースロー付近の人(パスを出す人)へボールを渡します
ローテーションについては、時計回りなど
プレイヤーが混乱しなければなんでも大丈夫です
それでは、このドリルのポイントです
- パスをもらう前にターゲットハンドを出す
- 一番大事なのはミート!
- ミートは、早くそして強く!!
ターゲットハンドとは、レシーバーが
ボールをもらいたい場所に手を出しておくことです
そして準備ができたら、しっかり「ハイ!」
と声を出しましょう
パスを出す人は、このターゲットハンドめがけて
試合を想定した早いパスを出します
そしてこのドリルの一番大切な練習のポイントは
ミートの仕方(もらい方)です
「強く!そして早く!!」
それだけです
試合の中で、ゴール下でボールを受けたら
基本的にゆっくりとシュートは打てません
ミートが弱いとDFに止められるリスクが高くなるだけでなく
ゴールに向かってミートができなければファールももらえません
ミートの仕方は、基本的には
右サイド(画面右側)では、右→左
左サイドでは、反対の左→右という
足の運びが基本になります
この右→左のミートを
「強く!そして早く!!」おこなうことが
この練習の一番大事なポイントになります
ブラインドサイドカット→バックシュート
先程と同じようにパス出しは、
計4人、ボールも4つで十分ですね!
シュートを打ったら自分でとって
フリースローラインの人へボールを渡す
ローテーションについても、時計回りなど
先程とおなじで問題ありません
それでは、このドリルのポイントについてです
- シュートはバックシュートで打つ
- DFの裏側をつく
この練習では、シュートはバックシュートで打ちます
しっかり最後までゴールをみて
ボードを使ってシュートを打ちましょう
このドリルでの大切なポイントは
【DFの裏側をつく】ということです
こちらについては、Noteで紹介しています
【DFを見極めろ!裏をつく応用練習】
→ Noteで公開(11月公開予定)
ゴール下のフェイドアウェイシュート
先程までとプレイヤーの初期位置が変わります
このドリル②→ドリル③に移行するときに
練習がいちいち止まることのないよう
しっかり準備をしましょう
ボールは、最初にシュートを打つ人以外
全員ボールを持ってかまいません
※この時ボールを出すことに時間をとられ、
練習が中断する事の無いようにしましょう
それでは、このドリルのポイントについてです
- フェイドアウェイでジャンプシュート
- ボードを使わずにリングシュート
ボードの跳ね返りは、各学校の体育館や
市民体育館などで若干の違いがあります
ボードの種類によって、シュート率が左右されないように
リングシュートをおこないます
できればリングにも当たらないように、シュートが打てるとなおいいです
フェイドアウェイ気味でシュート打たせる理由ですが、
やはりDFを意識した時にそのまま垂直ジャンプで打てるのは、
身長が2mとかの人でないと通用しないからです
つまり、ブロックされるリスクを減らすために
フェイドアウェイのジャンプシュートを練習させます
ミート → ジャンプシュート
この練習自体は結構メジャーな練習かと
思いますが以下の点を注意しておこないましょう
- 入り方は、少しふくらむ感じで!
- ボールを受けたらすぐにシュートを打つ
少しふくらむ感じでということが大事です
この練習をする上でありがちな
直角の方向転換はダメです
逆サイドにボールがある時のDFの位置を考えると、
直角ではもらえないです
また、ボールを受けてから腰を落としてシュートを打つのではなく、
すぐにシュートが打てるような姿勢でボールを受けることが大切になります
クロースオーバーからのジャンプシュート
この練習は先程のジャンプシュートの応用です
ジャンプシュートを打とうとして
”DFがついてきたからクロスオーバーで抜く”
というイメージを持っておこないます
- 20度くらい横に行くようにクロスオーバー
- ボールを受けたらすぐにシュートを打つ
こちらについては、Noteで紹介しています
【DFの位置に対応した応用編】
→ Noteで公開( 11月 公開予定)
その他のドリルについては…
ここまで5つのドリルについて、紹介させていただきました
他にこの続きで3つのドリルがありますが、
こちらについては、Noteで紹介していきます
気になる方はよければ見て行ってくださいね!
練習のポイント
今回紹介させていただいたドリルの
すべてに共通した注意点やポイントについて説明していきます
以下のことを意識しておこなうか、
おこなわないかで練習の質は全く異なってきます
- 試合を想定したパスが出せているか
- パスを受ける人はもらう前に声出しを!
まず、試合では必ず自分の前にDFがいますよね
試合を想定したパスとはつまり、
その自分の前のDFに触られないように
パスの強さや出し方を工夫ということです
つまり、弱い山なりのパスやバウンドパスなどを
練習で出していては意味がないのです
普段からパスを弱く出していると
試合で速いパスが急に来た時に
キャッチができなかったり、スムーズにシュートへ移行できなかったりするんですよね
次に、レシーバー(パスを受ける人)は、
パスをもらう前に「ハイ」など声を出しましょう
これは、試合で自分がフリーの時にしっかりと
声を出してアピールする習慣をつけること
そして練習自体の質を高める効果もあります
各ドリルをおこなう回数については、
チームの人数にもよるが、一人左右一回ずつ
”待っている時間は声を出す”
「ナイスシュート」という声掛けも大事ですが、
決めて当たり前の感覚を目指してくのであれば
「シュート外すな」などの声掛けも大切ですね
これはチームのレベルや目標によって
変わってくるところだと思います
足や体の使い方などのできていないところは
もちろん監督からの指摘も大事ですが、
プレイヤー内で指摘しあえることが、チーム力の向上につながっていきます
最後に大切なことを伝えます
練習メニューは参考になりましたでしょうか?
メニューを知ってみて、他にもこんなメニューはどうかな?
など思いつく方もいるかもしれません
それは、前向きに検討してくと良いでしょう!
しかし、プレイヤーは、
この練習って何の意味があるの?
この練習ってつまらない…
そう思った時から
どこか練習で手を抜き始めます
そしてその気のゆるみが…
この続きは、Noteでお届け
→ Noteで公開( 11月 公開予定)
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ここまで、読んでくれてありがとうございました。
フォロー(.@belltree_blg)よろしくお願いいたします
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